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歴代シングル曲ベスト10(18)花の歌編

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明日は花見にでかける方も多いものと思いますが、桜その他各種花に関する歌を取り上げます。



10位「花遊戯(はなあそび)」小椋桂

三週間ほど前、病気で活動を休止したニュースがあったが、早い回復を期待したい。

この曲は’70年代末、若しくは’80年代初頭頃の昼の連続ドラマの主題歌。当然作詞作曲は小椋自身。



民放の昼ドラは不倫ものが多いが、この歌詞にも「花の舞い散る姿が好きだと言う」や「知りたがり屋の少女の笑顔つくり」等、憂いを秘めつつも、小悪魔的な振る舞いをする女性の心情と性格を上手く表現している。曲調は小椋節そのもの。
泣かせて



9位「SAKURAリグレット」FLOWER

エグザイルの妹分的存在の旨の宣伝文句もつく、9人のダンスユニット。当曲は今月の「ひるおび」のエンディング・テーマでもある。

見た目はKポップ・アイドル・グループだが、まだ皆、10代だという。



曲調もKポップ風だが、イントロと伴奏のピアノが印象的で、シティ・センスの中にも日本の「サクラ」の情緒を感じる。

因みにメンバーの佐藤晴美は、写真を見る限りでは海外でも通用しそうなモデルの風貌をしている。日本国内や近隣の新興国でしか通用しないアイドル・グループでいるより、そちらの世界の方が将来性はある。
SAKURA リグレット



8位「君は薔薇より美しい」

‘80年頃のヒット曲。作曲はゴダイゴのミッキー吉野。

「元気が出る曲編」にも登場させたいほど、明るいニューミュージックで、愛と歌うことの素晴らしさを教えてくれる。
布施 明スペシャル・ベスト‾1965-2009‾



7位「コスモス街道」狩人

男性アイドル編でも触れた、’70年代後半にヒットした歌謡曲。

狩人のヒット曲は多くはないが、どの歌も旅情を感じるものばかり。

♪右は越後へ行く北の道 左は木曽まで行く中山道 続いている コスモスの道が♪
プレミアム・ベスト 狩人



6位「六本木心中」アン・ルイス

‘80年代後半頃の、化粧品か宝飾メーカーのCMに使用された曲だったと思う。

作詞は歌謡界の大御所、湯川れい子だが、作曲はNOBODY。



NOBODYによる作曲でヒットした曲は他にもあるが、アンは’80年代に入り、歌謡界からニューウェイブ・ニューミュージック界に転向した観がある。元々派手好きの彼女には丁度良かったかも。



歌詞の内容はアンの歌によくあるもので、「恋をしたいなら本気でかかって来な」的な強気な態度を見せつつも、内心は自分自身が本気になるのを恐れている、というような内容。

♪桜吹雪に ハラハラすがり あなたなしでは生きてゆけぬ♪
ゴールデン☆ベスト アン・ルイス 1982~1992



5位「来夢来人(ライムライト)」小柳ルミ子

この曲は過去、「春歌編」で取り上げたと思う。その時も解説したと思うが、ルミ子は’80年代に入ると、清純派アイドルから脱皮し、妖艶な魅力を放つようになる。



この歌はニューミュージック的歌謡曲だが、歌詞は憂いを帯び、旅愁を感じる。

♪そっと紅をさせば肌寒く 桜の吹雪を浴びて眠り合えたら♪
小柳ルミ子 スーパー・ベスト



4位「花の色」渡辺典子

この曲は「女性アイドル編」で取り上げた。’80年代初頭のドラマ「探偵物語」の主題歌。

透き通ったクリアサウンドと繊細な声が何とも良い。
渡辺典子 ベスト



3位「ひまわり」衛藤利恵

これは「夏歌編」で取り上げた、’90年代後半の曲。

「やるせない恋」の雰囲気が歌詞や曲調から伝わってくる。が、二人がキスを交わしたひまわり畑はその存在が対照的。それだけに、よけいに現在の恋が色褪せて見える。

♪いつか恋が 間違えた恋が 消えてゆくのを 夢見ている♪
6 Months 11 Dreams



2位「桜・吹雪」火野レイ(北川景子)

‘03年から’04年にかけて放送された実写版セーラームーンの中のシーンで、北川がカラオケ店でこの歌を歌っていた。

歌は五人の中で一番下手だったが、演技は人一倍努力していたのが画面を通して伝わった。だからこそ、五人の中で一番大成したのだろう。



この曲もずば抜けていい。大人っぽい歌で、メジャー歌手が歌えば大ヒット間違いなし。
CDコロちゃん 美少女戦士セーラームーン



1位「薔薇は美しく散る」鈴木 宏子

この曲は「アニメ・ソング編」と「カラオケ編」でも取り上げたので説明不要。

やはり散り際が美しい花ほど魅力的。それは人間にも当てはまる。
ベルサイユのばら「薔薇は美しく散る」



次回は「語句検索No.1」の例のpart4を投稿予定。



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