[病名が判明する迄に3年以上]
今日(11月8日)、某病院の睡眠障害外来に、自宅でセルフ操作にて行った検査機器での検査結果を聞きに訪れた際、検査技師から「このまま治療せずにいると余命約8年」と告げられた。その病名は全く自覚症状のなかった「睡眠時無呼吸症候群」。
数時間ほどで目が覚める、という症状が起き始めたのは2013年初頭位だったと思う。その時は、目が覚めるといつも膀胱がパンパンに張っていたことから、てっきり頻尿だと思い込み、2012年2月に尿管結石で救急搬送された、その時の後遺症ではないかということで泌尿器科に診察に行った。
当初はその泌尿器科で処方して貰った頻尿の薬が効いていたのだが、三度目位の再発時以降、薬が全く効かなくなった。しかし検査では異常が認められないことから、医師から「心因性のものだろう」と言われ、他の病院の心療内科にかかるよう、勧められた。
しかし私は納得できなかった。精神的なことで膀胱が張って目が覚める等、理解できなかったからである。
そうこうしていたところ、「心因性頻尿?」は自然に治まった。
が、今年の9月下旬頃になって再発。しかも今度は数時間で目覚めるのではなく、2時間ほどで目覚めるようになった。眠剤を飲用しても4時間位しか眠れない。
休日、県外の景勝地や史跡へ出かける際は一睡もしないことが多々あった。
そんな折(10月)、尿管結石の再発防止の薬を処方して貰っていた病院で、「頻尿によって目覚めることはありません。それは睡眠障害です。」と、言われた。
県に於ける睡眠障害治療のパイオニアは鏡川病院だということだったが、その世界では有名らしく、予約は何週間も先でないと取れない。
しかし今月に入ると身体が限界を迎えたため、ネットで調べてすぐ予約が取れる睡眠障害専門外来を新設した市内の病院に行った。
問診時に、睡眠障害の8割以上は睡眠時無呼吸症候群であることを告げられ、自宅で携帯型検査機器を使用することを勧められた。そして県下では二台しか導入されていないという最新機器を持ち帰り、就寝時それを装着して「浅い」眠りについた。
今日、検査データの説明を受けたのだが、実に約1分に一回も無呼吸や低呼吸になっており、「重症」だった。これはすぐにでも治療を始めないといけないレベルで、既に各中枢神経機能は異常になっており、代謝力も著しく低下、各種病気にかかり易くなっているという。
そのせいか、今年の夏、痛風症状が再発し、体重もダイエット時から8キロもリバウンドしていた。確かに満腹中枢も可笑しい。
無呼吸症候群の治療は一般的に、自宅で就寝時、CPAP(シーパップ)という装置を鼻に装着して気道を確保し、酸素を送り込む方法。毎月5,000円弱(3割負担時)の費用がかかる。
尚、シーパップはアスリートが持久力やダイエット効果を得るために使用することもあるという。
因みに添付写真はシーパップや携帯型検査機器を製造しているフィリップス・レスピロニクス社のパンフより。
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