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夏が旬!「日本のウユニ塩湖」父母ヶ浜と巨大寝釈迦再び

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[夏に現れ易い奇跡の鏡面]

以前も取り上げた香川県三豊市の「日本のウユニ塩湖」父母ヶ浜だが、夏場に入って太陽光が強くなってきたため、「マジックアワー」時間帯の雲から差し込む夕日の鏡面写真が撮り易くなってきた。

 

撮影に適した時期と時間帯については以前解説したが(→「日本のウユニ塩湖」三豊版とそのパノラマ山)、天気の条件がやや難しい。快晴でも曇天であってもいけない。適度に雲があることが必須なのだが、その雲は厚過ぎても薄すぎてもいけない。厚過ぎると太陽光の差し込みが弱く、薄過ぎると砂浜の水膜にはっきり映らない。

 

昨日は雲が多く、父母ヶ浜には寄るかどうか決め兼ねていたのだが、17時台になると夕日が薄雲部から光を放つようになった。現地では幻想的に映り、観光客が夕焼けの映る海面を歩いているように見えたのだが、パソコンで写真を確認すると今一つ。やはりもう少し晴れていた方が良い。

 

しかし父母ヶ浜のフィーバーぶりは凄まじく、前回訪れた時より駐車場が増設されていたばかりか、観光バス用駐車場も整備され、一方通行となり、観光ボランティアが各所に立ち、車を誘導していた。浜では外国語も飛び交っていた。

 

父母ヶ浜は香川県の無料観光地の中では、金刀比羅宮に次ぐ人気観光地になっているように思われる。四国の観光地の中で、僅か23年ほどの期間でこれだけ有名になった所は類例を見ない。SNSの力は恐ろしい。

 

ところで以前、全長2.3kmに及ぶ涅槃像(寝釈迦像)を紹介したが(→全長2.3kmの涅槃像!?と幕末の彩色涅槃像)、父母ヶ浜からも寝釈迦の横顔を見ることができる。以前紹介した、鳥坂峠付近からの姿は左の横顔の姿だったが、父母ヶ浜からの姿は右の横顔の姿。双方からの姿共、鼻ペチャだが、頭部、喉ぼとけ、胴体共はっきりしている。

このことは今後、三豊市観光交流局にも伝えるつもりだが、寝釈迦の胴体、真平山[地形図上の表記は「七宝山」](298.7m)のハイキング人口増加にも繋げて戴きたい。

 

この日は父母ヶ浜に寄る前、市内の海軍機銃陣地群が残る山から奇岩のある山を縦走していた。その前日は某県の超有名芸能人の親の里を訪ねたり、海岸の滝を、ロープを使って探訪する等していた。それらの記事は後日投稿したい。

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