<オルメカ人頭像やマチュピチュ再現遺跡も>
これまで、高知、愛媛、徳島、広島県のモアイ像を紹介してきたが、兵庫県姫路市の太陽公園・石のエリアにあるモアイ像は10体ほど並んでおり、造形も本場のものに近い。大きさは高知県のものに次ぐ。
更に全ての像に目が付けられている。本場、イースター島のモアイ像も皆、元々は全て目が付けられていた。この眼光が魔除けにもなっていた。
太陽公園もトリノミュージアム同様、四国から車で日帰り可能で、「姫路にあるもう一つのお城」というキャッチコピーで売り出している。公園は石のエリアと城のエリアに分けられており、後者は現存するドイツの城を2/3のサイズで再現しており、内部は自撮りや記念写真用の施設となっている。
石のエリアは、70もの世界各地の歴史的石像や中国の寺院を再現しており、その規模に驚かされる。70ヶ所全てを巡り、山頂の展望台(実際は展望なし)へ登った結果、翌日全身筋肉痛になってしまった。
モアイ像は料金所に近い所にあるが、モアイ像の下には以前、熊本県の大釈迦像の記事で触れたオルメカ人頭像もある。本場、メキシコの人頭像は10トンもある巨大なものだが、この公園の像も写真に写る観光客と比較しても分かるように、かなりの大きさと重量を誇る。もしかするとメキシコのものと同じほどかも知れない。
日本一有名なモアイ像、宮崎県日南市のものでも10体はない。下から見上げたり、横から見ても迫力は感じられる。
モアイ像の横には、ボリビア・ティワナク遺跡の「太陽の門」が再現されており、そこから石段を上っていくとマチュピチ遺跡がある。そこのエリアにある像には「大きなイチモツを下さい」像と名付けたい位。
石段を上り切った先の尾根には、ケツァルコアトル遺跡が再現されている。いくつも並ぶ石柱の内、倒れているものもあるが、これは忠実に再現しているため。
他にも園内には驚きの再現遺跡があるが、それは次回紹介したい。
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