近年、黒潮町から高知県西部屈指の観光地、奇岩怪石の海岸で知られる土佐清水市竜串・見残しまで近道ルートが新設されていることが分かった。このルートで高知市方面から行けば、旧大方町や旧中村市の市街地を避けることができるので、土佐清水市観光協会等が公表している車利用時の所要時間より更に短い時間で行くことができる。
その最短ルートの起点は黒潮町の道の駅ビオスおおがた。駐車場奥から西に続く道路を進む。道幅は1.5車線ほどだったと思う。
入野松原・宮川公園のコインシャワーとトイレがある十字路から先は二車線だったと思う。
県道42号の石崎バス停南のT字路に出ると左折する。ビオスおおがたを過ぎてここまで、道沿いの三ヶ所にトイレがあるので、ビオスの女子トイレが満杯時は利用すると良い。
後は田野浦の三差路で四万十市若しくは土佐清水市の標識を見て右折すれば、四万十市の国道321号・四万十大橋西袂上まで直進するのみ。
土佐清水市大岐本奈路の交差点から始まる「大岐中益野林道」が国道321号バイパスに昇格して近道になったことは、道路標識で分かる。
このルートで土佐清水市下益野まで行けば、如何に竜串が近くなったかが分かる。ビオスおおがたから四万十大橋西袂まで渋滞になることは考えられないし、信号も三基しかない。もう早朝に高知市を出立する必要はない。
ところで先週、42年ぶりに見残しに行ったのだが、今回はグラスボートではなく、陸路で竜串橋袂から南下して向かった。が、道路標識が一切なかったため、最初、分岐を通り過ぎ、竜串の観光案内所まで行ってしまった。
陸路コースは四国のみちに指定されているにも拘わらず、案内所ボランティアが言うには、陸路で見残しに向かう観光客はいないという。現に日曜日の昼間なのに、車道終点の駐車場には一台も車はなかった。
駐車場からの道は起伏も少なく、歩き易かった。
しかし改めて見残し海岸の遊歩道を見ると、道幅が数十センチしかない箇所があるにも拘わらず、手摺は一切設置されておらず、整備も必要最小限。大人にとってはワイルドでいいが、小さな子供にすれば危険なので、日本ジオパーク指定を目指す今、再整備が望まれる。
ところでその日、土佐清水市随一の野良猫スポットに寄り、一匹拾って帰る予定をしていた。しかしフィーリングが合うコがいなかったため、高知県立美術館横の野良猫スポットで探そうと思っている。
以前述べたように6月、自宅カーポートに野良猫が一匹棲みついていることに気づいた。当初は軒下に作った餌場に餌と水を置いておく位だったが、先月下旬頃から、その猫が二階の窓から入ってくるようになった。そして餌が欲しくなると、私の居る部屋(寝室やパソコン部屋等)の前に佇むようになった。
しかし生まれながらの野良なので、人間に対して鳴くことはなく、私が気づくまでひたすら待つのみ。それでも近寄ろうとするとすぐ逃げ、手を持っていくと引っ掻かれる。用意したトイレや爪とぎも使用しない。
そこで人懐こい野良猫を拾ってきて、同居させることによってその猫も人に慣れさせようと思う次第。
今月中には「高知県野良猫名所一覧」の完全版(室戸市から宿毛市まで)を投稿できるのではないかと思う。
他の土佐清水市の景勝地・史跡や愛媛県の野良猫名所も投稿してほしい、という方は次のバナーをプリーズ・クリック