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Channel: 次世代に遺したい自然や史跡
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勝手にプリキュア外伝脚本(5)プリキュアショーを守れ・その5[完]

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[ハグプリ外伝脚本1-⑤新たな敵の予感]

エトワールの回転式キックにビシン・オシマイダ-はもんどりうって倒れた。その隙にマシェリとアムールはビシン・オシマイダ-の背後に回る。

 

マシェリとアムール「ツインラブ・ギター、ミライクリスタル。届け、私たちの愛の歌。ツインラブ・ロックビート!

 

二人のツインラブ・ギターから放たれた浄化ビームはビシン・オシマイダ-へ一直線に向かった。

 

ビシン「ま、まずい。」

ビシンは合体していた猛オシマイダーから分離し、既の所(すんでのところ)で浄化ビームをかわした。

 

ビシン「ちっ、今日のところはひとまず退散するよ。でもハリー、僕は君を諦めないよ。」

ハリーを見つめるビシンの表情はどこか悲し気だった。

 

ハリー「ビシン・・・」

ビシンは黄昏の空へと消えて行った。

 

プリキュアらの元へプリキュアショーの司会のお姉さんと着ぐるみプリキュアたちがやってくる。

司会のお姉さん「プリキュアの皆さん、有難うございました。」

着ぐるみプリキュアたちも一緒に頭を下げた。

 

エール「皆さんが無事で何よりでした。これから行われる予定の撮影会はチビッコたちも楽しみにしていますから、この後も宜しくお願いします。」

 

その後、エールはトゲパワワから解放されたキュアチョッピーを見つけ、歩み寄った。

エール「キュアチョッピーさん、大丈夫ですか?

 

チョッピー「あ、エールさん!はい、俺は大丈夫です。」

 

エール「さっき、エトワールも言っていましたが、やはり大人の方がコスプレしてキャラクターショーに来るのはマナー違反です。それに見た人の中には吐き気を催す、いえ、気分が悪くなる、いえいえ、びっくりされる方もいることですから。でもプリキュアの映画を上映している映画館の中には『応援上映』を行っている所があって、そこなら大人の方もコスプレして鑑賞することができます。あなたのお住まいの県なら新幹線に乗ると、『応援上映』をやっている『梅田ブルク7』へも比較的すぐ行けますよね?

 

チョッピー「はい、では映画館でエールさんらプリキュアの魅力をより多くの人に伝えます。」

 

エール「ありがとうございます。チョッピーさん、あなたの地元の県は観光地も多いようですから、観光協会等にコスプレ大会等の開催を提案されてみたらどうでしょう?

 

チョッピー「そうですね、それなら思う存分コスプレを楽しむことができるし、地域活性にも役立ちますね。俺、やってみます!

 

エールがチョッピーと話しているのを、イオンの柱の陰から見ている男がいた。

謎の男「プリキュア、闘い方は見せて貰った。実際はテレビで見るのと大分違っていたようだな。ハリーとプリキュアらはアイコンタクトを取りながら、ビシンの気をそらし、不意をついて攻撃し、見事勝利した。計算された闘い方だ。どうやらテレビで放送する際は、そんな不意打ちの場面はカットしているようだな。しかしこの私がクライアス社に入社したからには、今後、そんな思い通りにはいかんぞ。プリキュアのファンだった私がなぜクライアス社の社員になって相対することになったのか、思い知らしてやる。フフフフ・・・。」

 

 

                                         プリキュアショーを守れ・完

 

そして『勝手にプリキュア外伝脚本(6)HUGっと!無理ちや・その1(仮称)につづく。

 

「無理ちや」とは土佐弁で「無理だってば」という意味。この脚本はギャグ要素を多く取り入れる予定。しかし今後、プリキュア関連記事を始め、「オタク的事象」ジャンルの記事は当ブログでは投稿しないようにする予定(スターリーテイルズのような記事は除く)

 

やはりオタク的記事を書く際は、初めてオタク病にかかった20代の時のテンションで臨みたいもの。しかしこの歳でそれはきつい。よって、郷土研究チーム(と言うべきでもある)『春野公麻呂』からオタク部門を分離・独立させ、別人ブログとして記事を投稿していこうと思い始めた。ブログタイトル『キュアなハートでレッツ・ラ・前進』(仮称)で。ただ、新たにブログを開設することが難しく感じたり、開設手順を忘れた場合は今まで通りやっていくかも知れない。

 

脚本シリーズは続けてほしい、という方は次のバナーをプリーズクリック。


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