裏見の滝王国・高知:六つ目の滝~大たびの滝(佐川町)~
[まるでトーチカの如き裏見岩屋]これまで高知県の裏見の滝を五つ、紹介してきたが、六つの滝があった。それが佐川町四ツ白にある大たびの滝(大滝の滝)である。...
View Article七つの淵が連続する七淵渓谷・釜ヶ滝(越知町)
[釜ヶ淵、お近淵と五つの淵]高知県越知町片岡にある、拙著で解説した「明治富士」こと、唐岩の登山口に到る町道の途中に’00年代以降、「藤田希望公園(片岡希望公園)」という看板が設置された模様。 その自然公園内の遊歩道(車道ができる前の旧道)沿いには、連続する七つの淵からなる「七淵(七淵渓谷)」があり、最上流には二段で落差十数メートルの釜ヶ滝がある。...
View Article奇観!水が流れない滝壺・不動滝(大月町)
[太鼓橋を挟んで滝壺と泉が]滝壺は滝の風景の中で、時には景観を左右することもある重要な自然の産物。高知県大月町にある弘法大師修行場の一つ、「瀧不動」側に懸かり、瀧の宮神社の御神体とも称される不動滝は、滝壺からごく僅かな距離、川床の岩盤上を流れたかと思うと、すぐまた滝壺的景観の泉となり、そこで水流は止まっている。まるで一つの滝に対して滝壺が二つあるかのよう。...
View Article2018年至極の探訪地ベスト5
[訪れると必ず「感動」を約束する]今年も例年通り、素晴らしい景勝地や史跡を巡った。ネット初公開(探訪ルートを含む)の地も毎月のように公開してきた。みなさんも以下の地を訪れると必ず感動し、満足するものと思う。...
View Articleウユニ塩湖的赤葉島エンジェルロード(海底出現道)[東洋町]
[天使の散歩道に天空の鏡]これまで「日本のウユニ塩湖」(干潮時に現れる鏡面の水膜)こと、父母ヶ浜(三豊市)や、エンジェルロード(干潮時に出現する海底の道・小豆島が本家)の高知県版として三ヶ所を紹介してきたが、日本のウユニ塩湖とエンジェルロードを合体させたような箇所が高知県東洋町にある。...
View Article何だコレ!?ミステリーの謎階段と沸騰ワード10のトンボロが四国にも
[謎の階段(海陽町)と砂洲で繋がった複数の島(三豊市)]去年11月28日に放送された『世界の何だコレ!?ミステリー』の「街で見つけた何だコレ!?」コーナーでは千葉県佐倉市の「謎の階段」、11月23日放送の『沸騰ワード10』の沸騰島コーナーでは、鹿児島県上甑島の砂洲で他の島と繋がったトンボロ地形が紹介されたが、この二つのモノに酷似したモノが四国にもある。...
View Article高知県第二位のイルミネーション・1/14迄(大月町)
[ツツジの絨毯が電飾絨毯に]高知県内のイルミネーションの中では、規模が第二位ではないかと思われる、15万球を使用した「コーラルイルミネーションin Otsuki」が今月14日(祝)まで開催されている。...
View Article妖怪村の神秘の滝壺「宮渕」と子泣きじじい伝説発祥地(三好市)
[ネット初公開のエメラルド]徳島県三好市山城町(旧三好郡山城町)の藤川谷街道(通称・妖怪街道)を中心としたエリア「山城大歩危妖怪村」は、’07年、世界妖怪協会(初代会長は故・水木しげる)から「怪遺産」として認定された。...
View Article巨大トーチカの如き海食洞門・梶谷洞門(伊方町梶谷鼻)
【愛媛県屈指の海食洞門と岩塔】愛媛県内で有名な海食洞門と言えば、松山市北条鹿島の石門が挙げられるが、去年夏の西日本豪雨で崩壊してしまった。しかしそれとは比べ物にならない位の巨大海食洞門が伊方町にある。それが日本に数ヶ所しかないという、海岸に石灰岩が露出している梶谷鼻にある梶谷洞門(仮称)である。...
View Article高岩ミニエンジェルロードとミニ海食洞門(伊方町)
[美しきエメラルドと通り抜けられる洞門]愛媛県伊方町小島の住吉神社沖合20mほどの所には、高さ10mほどの岩が二つ並んだ「小島の高岩」があり、景勝を成している。「小島」という地区名もこの高岩に由来しているので、本来なら「小島の小島」となる。...
View Article天空の水仙「日本水仙花開道」(伊予市)
[下灘三大インスタ映えスポット]各種映画やドラマ、CMのロケ地、アニメの聖地として名高い海岸沿いの駅・JR予讃線下灘駅からほど近い所に近年、話題になっている水仙畑がある。一般には「下灘の水仙畑」と呼ばれるが、「日本水仙花開道」にも指定され、観光客にアピールされている。...
View Article陸軍林飛行場のU字通信壕と卑弥呼より古い王の史跡(高松市由良山)
[戦争遺跡と城跡と神櫛王の甕]昭和19年1月24日、香川県の林村、川島村、多肥村、三谷村(いずれも現、高松市)に陸軍林飛行場(高松陸軍飛行場)の設置発表があり、328戸の民家と14戸の公共施設が強制的に移転させられた。...
View Article世界ふしぎ発見!での赤・白・黄金・黒の景色を高知等で
【赤い蟹の大群から年中白い山まで】2月16日放送の「世界ふしぎ発見!」では、インド洋に浮かぶ島々で見つけた各種色(赤・白・黄金・黒)の風景を取り上げていたが、光景は異なるものの、同様の色の美しい風景は高知県等でも見られる。...
View Article「南海の宝石」水床湾(1)岸壁下の熱帯魚群
[至近距離の熱帯魚群や「日本のウユニ塩湖」的浜]徳島県阿南市の橘湾と共に「阿波の松島」と呼ばれ、室戸阿南海岸国定公園に含まれる海陽町の水床湾は、透明度の高い美しい海であることから「南海の宝石」とも呼ばれている。 珊瑚礁の広がる海には熱帯魚も生息しているが、特筆すべきは、熱帯魚を始めとした小魚の群れが岸壁のすぐ下を泳いでいる点。スキューバをしなくても、肉眼で魚群を捉えることができる。...
View Article“林床のキラ星”バイカオウレン・福寿草と桜(佐川町)
<佐川城跡&加茂のバイカオウレン群生地と清宝山>今月に入り、高知県のテレビニュース等でも取り上げられるにようになった、佐川町加茂のバイカオウレンの自生地。更に佐川中心街背後、佐川城跡(二枚目の写真は竪堀)の牧野公園にも大量に植栽されている。...
View Article入山禁止の山の滝・男滝上段天辺へ(四万十町・志和滝)
[六川山最適コースも発見]去年6月、高知新聞に高知県四万十町の無名滝、志和滝(三つの滝の総称)が記載されたが、その登山コースである郷分地区からのコース上の山林地権者から自治体等に「勝手に紹介するな」という抗議があり、個人的な入山は禁止となった。...
View Articleブラタモリで注目の小鳴門海峡を見下ろす三ツ石山
[桜と回遊ハイキング(鳴門市)]先週放送されたNHKのブラタモリでは、徳島県鳴門市の大毛島と本土を分ける「小鳴門海峡」が紹介された(下の写真は妙見山から見た海峡と三ツ石山)。 番組では小鳴門海峡は元々陸地で、泥岩の多かったところが侵食されて海峡となり、航路となって撫養が四国の玄関口になった旨紹介されたが、海峡に架かる小鳴門橋下の海底からは旧石器が三点出土していることも忘れてはならない。...
View Article東讃富士・白山と廃墟・日盛山の桜(計12,000本)
[7,000本と5,000本(往年)の桜と絶景]以前、「天空の鳥居・東讃編」を紹介した香川県三木町の北寄りには、県外者には殆ど知られていない桜の名所、白山(しらやま)神社と「讃岐七富士」の一つ、「東讃富士」こと白山(203m)があり、神社から山頂までソメイヨシノやヤマザクラ、八重桜等7,000本の桜が植樹されていると言われている。...
View Articleねずみ島エンジェルロード(八幡浜市)
海水浴場のエメラルドの海愛媛県のエンジェルロード(天使の散歩道=干潮時のトンボロ砂洲道)では、高岩ミニエンジェルロードに次いでの紹介となるが、それは八幡浜市真網代のねずみ島海岸からねずみ島にかけて現れる「ねずみ島エンジェルロード」(仮称)。...
View Article死んだつつじ山と生きるつつじ山(三原村と大月町)
~助田峰と城山(姫ノ井城跡)の明暗~高知県の隣接し合う三原村と大月町には、それぞれ「つつじ山」と通称されるつつじの名所がある。いや、三原村の方は“つつじ名所”としては「かつてあった」という過去形になる。...
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