ネット初公開!坂本龍馬の山北伝承地(3)
[坂本龍馬の床柱が現存する家] 藤田篤治邸跡を後にすると、徒歩で南北に走る狭い道路を北上する。水道中継タンクを過ぎた先で小径になったと思うが、左手の最奥の民家北の畑が、岡上菊栄が通っていた小学校跡だと言われている。 篤治邸で夜明け前から深夜まで働かされていた菊栄にとって、学校は束の間の安らぎのひとときだったかも知れない。 私は辿らなかったから道の状態は未確...
View Article魚梁瀬森林鉄道安田川線田野町中心地区(1)
[取り上げられない中心街の廃線跡] 魚梁瀬森林鉄道の本線(奈半利川線と安田川線)は高知県一有名な鉄道廃線跡だが、安田川線の田野町住宅街の区間の廃線跡は、JTBその他の廃線本にも殆ど触れられていない。廃線跡の比定は容易いのになぜ大手出版社がそれをしないのか、疑問に思うが、車道化されずに小径のまま残っている区間もあり、歩いていて面白い。...
View ArticlePR: 伸びゆく海洋開発マーケットを獲りにいく!-政府ITV
世界的に需要の高まる海洋産業の戦略的育成の取組を関係者インタビューを交えご紹介! Ads by Trend Match
View Article魚梁瀬森林鉄道安田川線田野町中心地区(2)
[遂に歩道が現れる] 高知県東部木材加工の西で軌道跡車道は一瞬、堤防と接してから離れた後、二方向に分かれる。当然軌道跡は右にカーブを描く方だが、右側が擁壁となり、道路の幅員も狭くなって、ここで初めて廃線跡の雰囲気が出てくる。そして変形五差路を直進すると、更に幅員が狭まる。...
View Article初公開!坂本龍馬の脱藩初日の食事場所
[山口彦作邸跡と龍馬の食事のメニューが 判明] 坂本龍馬が脱藩初日の文久2年3月24日、土佐勤王党員である片岡孫五郎の妻(山口信子)の実家・山口彦作邸で食事をした伝承があることは、過去、当ブログや拙著「龍馬が辿った道」でも述べた。しかし拙著を出版した’08年時、彦作邸跡を見つけることはできなかった。...
View Article魚梁瀬森林鉄道安田川線田野町中心地区(3)
[目まぐるしく変わる軌道跡歩 道] 箕浦建築西のT字路を南に折れるとすぐまた三叉路になるが、そこから西に延びる、砂利道が軌道跡。この辺りも廃線跡の雰囲気をよく残している。...
View Article魚梁瀬森林鉄道安田川線安田町南部
[安田不動駅跡は今] 国道55号を渡って以降の廃線跡は、JTBその他の廃線本にも紹介されているから、歩かれたことのある方もいると思うが、駅跡をご存知ない方もいると思われるので記す。 最初の墓地や畑沿いの区間は、前回も見られたような築堤になっている。住宅街に入ると それは消え、不動谷川を不動谷橋で渡るが、この橋は廃線後に架けられた薄い板状のコンクリート橋なので、軌道跡の雰囲気は感じられない。...
View Article再びカモシカと遭遇
[野根山山系蛇谷山にて] 先日、北川村の魚梁瀬森林鉄道蛇谷線廃線跡に出かけたところ、路盤諸共大半が崩落、消滅しており、また、ザイルが必要なほど急峻な地形だったことから、僅かに20mほど残っていた部分のみ確認し、探訪を断念した。 しかしこれでは帰れないと、地形図を再確...
View Article新発見!坂本龍馬の東洋町の伝承地・前編
[三つの伝承が一つに繋がった] 先日のGW、私は東洋町甲浦に二泊した。4月に入って以降、野根山街道沿いの魚梁瀬森林鉄道の各支線廃線跡や街道沿いの山に登っているからである。...
View Article新発見!坂本龍馬の東洋町の伝承地・後編
[龍馬に剣術の指南を受けた番人] 土佐東街道の終点は阿波との国境・甲浦峠(宍喰峠)だが、上り口手前、甲浦港東股(東側の湾)最奥の船着場上に国境番 所・東股番所があった。このルートは遍路道でもあり、一般の旅人、行商人、遍路らの通行切手の書換え(国越えのため)等で多忙を極めたという。...
View Article魚梁瀬森林鉄道須川線西部から奈半利川線大回遊(1)
[国道沿いの橋台から軌道跡へ] 魚梁瀬森林鉄道須川線とは、林鉄本線である奈半利川線の基点・奈半利貯木場から国道55号沿いを南東から南へと走り、その後、東に折れて須川川を遡っていた林鉄の支線の一つで、昭和3年に藤谷線起点の手前まで開通してから、昭和13年にかけて延伸され、総距離は約13.3kmに達していた。廃線になったのは昭和39年。...
View Article魚梁瀬森林鉄道須川線西部から奈半利川線大回遊(2)
[廃線跡から廃峠道へ] 軌道跡沿いに墓が建つ箇所まで来ると、カヤが藪っぽくなり、東西に走る道路を横断する。この道路は路盤をかさ上げして造成されているため、この付近の軌道跡小径も坂になっている。 道路を横断すると地面が見えないほどの藪となり、軌道跡を見失いかける。しかし山際を10mも藪漕ぎすると再び歩き易い小径となる。竹藪になっている区間もある。...
View Article龍馬が西郷を評したのは新谷道太郎邸か
[道太郎の伝記から見た坂本龍馬] 先日、「新谷道太郎」での検索訪問があったから、昭和12年に刊行された諏訪正著の道太郎の伝記に見る龍馬について述べ る。ただ、以前も述べたように、龍馬主導の四藩軍事同盟締結(過去の記事は→こちら...
View Article四国各県随一の断崖絶壁山(5)高知・剣ケ岳
[その山容は剣の刃先] 今日、「山の日」が国民の祝日に制定されることが国会で議決されたため、しばらく中断していたこのシリーズを再開する。 高知県一の尖峰として、土佐町の剣ケ岳(972m→森林基本図での高度)を挙げることについては、その山容を見れば誰もが納得するはずである。...
View Article魚梁瀬森林鉄道須川線西部から奈半利川線大回遊(3)
[鉄塔室戸線を行く] 竹藪の中の道が明瞭になってほどなくすると、左手に大木が立つ三叉路に出る。この道は元々水路管理道だが、水流がなくなって久しい。ここを左折するとさきほどと同じようなY字路っぽい三叉路があり、ここは右折する。すぐ平地区の車道に出られるはずなのだが、車道沿いに伐採した竹を積んでいると共に藪化しているせいで、若干藪漕ぎして車道に出る。...
View Article大自然遺産(12)洞門道三景
[ジョン万次郎も通った海蝕洞] 前回、ミニ海蝕洞門三景を投稿したが、今回は自然の洞門の中で、道が内部を通り抜けているものを取り上げる。 (1) 鬼ケ城(三重県熊野市) 以前、東洋のスフィンクスこと、獅子岩 を取り上げたと思う(?)が、そこから1キロ少々の所に日本百景や世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に含まれている鬼ケ城という奇勝がある。...
View Article宇和島市の坂本龍馬と幕末史跡大回遊探訪(1)
[龍馬、土居通夫と御船手組役宅で時勢を語らう] 今年の元旦に巡った宇和島城下の龍馬の伝承地については、以前、滞在所の町会所跡を紹介したが、龍馬や龍馬と近しい関係にあった人物と交流のあった宇和島藩の者及び、その探訪コース沿いにある藩政期の史跡その他を紹介したい。この回遊コースは一日がかりとなる。 宇和島中心街には観光客用の無料駐車...
View Article魚梁瀬森林鉄道須川線西部から奈半利川線大回遊(4)
[坂本龍馬と高松順蔵の野根山街道へ] そろそろ長谷川沿いの車道も近いはず、と思っていた頃、鉄塔巡視路は横道に出る。森林基本図には、ここを西に折れた先から長谷川に下る道が描かれているのだが、道の痕跡は皆無。 そこで逆の東に歩いて行くと、最初の沢...
View Article登山にはリップストップ・パンツ&シャツ
[藪山の服装と最近の踏査登山] 過去に投稿した、冬のトレッキングパンツ最安値の記事の検索数が今でもある程度あるため、冬用以外のものも紹介したい。...
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