陸軍野砲トーチカと門型トーチカ(南国市)
(1) 蔵福寺島トーチカ南国市教育委員会が発行している掩体やトーチカ等戦争遺跡のリーフレット「掩体は語る」は何年かおきに改訂されているもようで、最新版には物部川沿いの蔵福寺島に残る「蔵福寺島トーチカ」が掲載されている。...
View Article廃線跡上の真の四国最大の滝・赤滝は探訪不可か(本山町)
[落差は150mを優に超える]かつて「探訪できる」四国一の滝・高瀑(たかたる・132m)を解説したが、武市伸幸氏の著書で「落差約60m」と記述されていた高知県本山町の赤滝が、実際の落差は150~200mあることが滝の展望所に立って実感できた。高瀑を超えているのは一目瞭然で、役場に問い合わせても「見た目は100m以上ある」とのことだった。...
View Article発見!落差200mの四国最大の滝探訪ルート
[ネット初公開ルート]前回の記事で述べた高知県本山町の赤滝だが、展望所からは全体像が見えない。展望所から見える範囲の滝の落差だけでも、これまで四国一と思われてきた高瀑を超えているが、まだ瀑布は下に続いており、最下段の飛瀑を合わせると高知新聞社刊の「滝をゆく」に掲載されていたように、落差は約200mとなる。...
View Article龍馬の脱藩無名伝承を講演・第29回わらじで歩こう坂本龍馬脱藩の道
[愛媛各地の脱藩伝承の謎を解く]今年も愛媛県大洲市河辺町で「第29回わらじで歩こう坂本龍馬脱藩の道」が開催される(→詳細)。河辺町(旧河辺村)は高知県と愛媛県の脱藩の道の内、最も古道が多く残る地区。そんなことから29年前、脱藩の道を歩くウォーキングイベントが開始された。...
View Article初公開!司馬遼太郎が歩きたかった龍馬の板屋への道
[国境付近には斬首された土佐人の墓が]以前、司馬遼太郎が「竜馬がゆく」で述べた、坂本龍馬が高知県仁淀川町から愛媛県久万高原町へと抜けた松山街道(土佐街道)の内、土佐で最後の番所「橘番所」跡付近の街道を記事で紹介したが、県境から愛媛県側の街道について紹介したい。尚、「松山街道」とは、土佐から松山藩中心部へと抜ける街道の総称。「土佐街道」も同様に何種類も存在する。...
View Article龍馬は何のために土佐市の新居坂(宇佐坂)を通ったのか
[ジョン万次郎が通った記録はあるが]高知県土佐市新居の本村トンネル北口東側には、宇佐坂(新居坂)津波避難所の看板があり、その先のY字路の古道入口には、この古道を坂本龍馬やジョン万次郎が通ったと言われている旨の朽ちた看板が立てかけられている。万次郎がハワイで暮らしていた宇佐出身の仲間と共に嘉永5年10月1日、ここを通ったことは河田小龍の『漂巽紀略』から読み取れるが、龍馬が通った記録はない。...
View Article真実のよさこい伝説紀行(10・特別編)
純信、お馬、慶全による幕末の恋愛スキャンダル「よさこい物語」を取り上げた本シリーズは4年前、完結したが、その時のシリーズで取り上げなかった香美市の二ヶ所の史跡を紹介したい。 (1)...
View Article私の唯一の自作演歌歌詞
昨夜、テレビ番組「あなたが聴きたい歌の4時間スペシャル」で作詞家・阿久悠を特集していた。いつもながら、昭和には情感豊かな歌が多かったなと思う。当方も昭和60年代から平成初期、「日本レコード制作協会」会員として、会誌に毎号、自作の自由詩や歌謡詩、童謡詩を投稿していたが、その中で唯一、演歌詩があった。昨夜の番組にも出演していた八代亜紀をイメージして作った歌詞である。...
View Article陸軍野砲トーチカと門型トーチカ(南国市)
(1) 蔵福寺島トーチカ南国市教育委員会が発行している掩体やトーチカ等戦争遺跡のリーフレット「掩体は語る」は何年かおきに改訂されているもようで、最新版には物部川沿いの蔵福寺島に残る「蔵福寺島トーチカ」が掲載されている。...
View Article廃線跡上の真の四国最大の滝・赤滝は探訪不可か(本山町)
[落差は150mを優に超える]かつて「探訪できる」四国一の滝・高瀑(たかたる・132m)を解説したが、武市伸幸氏の著書で「落差約60m」と記述されていた高知県本山町の赤滝が、実際の落差は150~200mあることが滝の展望所に立って実感できた。高瀑を超えているのは一目瞭然で、役場に問い合わせても「見た目は100m以上ある」とのことだった。...
View Article発見!落差200mの四国最大の滝探訪ルート
[ネット初公開ルート]前回の記事で述べた高知県本山町の赤滝だが、展望所からは全体像が見えない。展望所から見える範囲の滝の落差だけでも、これまで四国一と思われてきた高瀑を超えているが、まだ瀑布は下に続いており、最下段の飛瀑を合わせると高知新聞社刊の「滝をゆく」に掲載されていたように、落差は約200mとなる。...
View Article愛媛県一フォトジェニックな滝・機滝と皇子渓谷
[百神滝と酷似した機滝]以前紹介した四国一記念撮影に適した滝・百間滝(百神滝)に酷似した滝が愛媛県四国中央市の赤星山(1453.2m)登山道の一つにある皇子渓谷に懸かっている。この渓谷は伊予風土記によると、斉明天皇が道後温泉に行幸された際、天皇の皇子で後の天智天皇が訪れたとされている。...
View Article日本一の水質・面河川源流の落差102mの御来光の滝へ
愛媛県久万高原町から高知市へと流れる四国屈指の大河・面河川(仁淀川)が国の検査で日本一の水質に認定されたことは以前述べた。面河川は愛媛・高知県境からやや西方の河川管轄が変わる箇所で仁淀川と名を変える。...
View Articleこの世の地獄・立山室堂血の池地獄
[火山ガスと真っ赤な血の池群]以前、山岳避暑地三景や黒部渓谷下ノ廊下の記事で触れた、日本最高所の温泉や最高所のトンネル(立山黒部アルペンルート)を擁す富山県・立山の登山基地、室堂(標高2450m)だが、ここは夏と秋では景色が一変する。...
View Article大洲市河辺町の滝巡り(1)蛇渕
[巨大魚の淵は今・・・]愛媛県大洲市役所河辺支所の観光部署は近年、滝の発掘に力を注いでおり、既知の滝を入れるとその数は26に及ぶ。中には滝と呼ぶことに首を傾げるようなものもあるが、職員の情熱には頭が下がる。...
View Article龍馬と猫島ファンに朗報!大洲市の冨屋邸が宿泊施設に
[歴史資料ギャラリーも併設]坂本龍馬と沢村惣之丞の脱藩時、四国最後の宿となった愛媛県大洲市長浜町の豪商・冨屋金兵衛邸が、私が同市河辺町で講演を行った9月23日、茶房と歴史資料ギャラリーを併設した素泊まり宿泊所としてオープンした。...
View Article山中でコンクリート壕を発見!(南国市)
[戦争遺跡・かまぼこ型壕と素掘り壕群]拙著等で米軍は昭和20年10月30日、鹿児島県南部から本格上陸する(11月1日)前の陽動作戦として、高知県に上陸する計画を立てており、日本軍もそれを察知し、高知海軍航空基地の西方の山並みに縦深に陣地を築いていたことを述べた。...
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